『バケモノの子』って、何度観ても心が熱くなる名作ですよね!
都会の渋谷で生きる少年・九太と、バケモノ界で生きる熊徹の出会いから始まるこの物語は、親子を超えた絆や成長がテーマになっています。
そんな映画の世界を実際に体感できるのが、聖地巡礼。渋谷をはじめ、長崎県・片島魚雷発射試験場跡、さらにはモロッコ・マラケシュまで、実際のモデル地をめぐることで“九太の旅”を追体験できちゃうんです。
この記事では、そんな『バケモノの子』の聖地をめぐるための最新スポット&巡礼ルートを、アニメ好き女子の目線でわかりやすくまとめました♡
- ✔ 『バケモノの子』の舞台となった渋谷・長崎・モロッコの聖地スポットがどこにあるのか
- ✔ 渋谷スクランブル交差点・氷川神社・片島魚雷発射試験場跡などの実際のロケ地の特徴とアクセス方法
- ✔ 渋天街のモデルとなったモロッコ・マラケシュやフェズとの意外なつながり
- ✔ 初心者から本格派まで楽しめるおすすめ巡礼ルートと聖地巡礼のマナー・注意点
『バケモノの子』聖地巡礼の結論:渋谷と長崎が物語の核心
そんなあなたにおすすめ♪映画・アニメ・ドラマ・全部観たい!
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映画『バケモノの子』の舞台は、渋谷と長崎が中心になっているって知ってましたか?
実はこの2つの場所が、九太と熊徹の絆の物語を形づくる“現実と異世界の接点”なんです。
都会の喧騒と静かな廃墟、この対照的な舞台が成長と葛藤というテーマをより際立たせてくれています。
渋谷は「人間界」として物語の起点
物語のスタート地点である渋谷は、主人公・九太が迷いながらも新しい世界への扉を開く象徴的な場所です。
特に渋谷スクランブル交差点は、現実と非現実の境界線として描かれていて、街のエネルギーが映画全体の“生命力”を象徴しています。
ビル群や雑踏の描写も細田守監督のリアリズムが光っており、実際に現地を訪れると「あ、この場所だ!」って思わず声が出ちゃうほどの再現度です。
長崎・片島魚雷発射試験場跡は「修行の地」として象徴的
バケモノ界の修行シーンの舞台となったのが、長崎県の片島魚雷発射試験場跡です。
この場所は実際に訪れることも可能で、廃墟と自然の融合した幻想的な空間が広がっています。
九太が熊徹とともに強くなっていく姿が印象的なシーンですが、荒廃した風景が「成長の孤独」を静かに語りかけてくるようです。
渋天街のモデルはモロッコ・マラケシュ!異国情緒漂う背景美術
そして忘れちゃいけないのが、異世界・渋天街のモデルとなったモロッコのマラケシュ。
“赤い街”と呼ばれるこの都市は、迷路のような旧市街とエネルギッシュな市場が特徴で、映画の渋天街の雰囲気にぴったりなんです。
細田監督は、マラケシュの混沌と秩序の共存にインスパイアされたと語っており、人間界とバケモノ界の“二面性”をビジュアルでも表現しています。

渋谷の聖地巡礼スポット|九太が歩いた現実の渋谷を体感
映画『バケモノの子』で最も多く登場するのが、やっぱり渋谷。
細田守監督が実際の街並みを徹底取材して描いたというだけあって、リアルな渋谷の空気がそのまま画面に映し出されています。
ここでは九太が歩いた道をたどれる、聖地巡礼スポットを紹介していきます!
ハチ公前交差点とスクランブル交差点:物語の始まりの場所
『バケモノの子』の冒頭で、九太が彷徨っていたのが渋谷スクランブル交差点。
街の喧騒やネオンのきらめきが、彼の孤独をより鮮やかに描き出しています。
現地ではTSUTAYAビル前の位置が映画ポスターとほぼ同じ構図!ファンには写真撮影の人気スポットです。
渋谷センター街:九太と一郎彦の激闘の舞台
センター街は九太と一郎彦の戦闘シーンで登場し、劇中でも特に印象的な場所のひとつ。
現実のセンター街も夜は人が多く、映画の躍動感そのままに感じられます。
センター街入口のゲートは、渋天街の入り口のモデルにもなっているんですよ。
道玄坂:「熊徹が九太を追う」名シーンの坂道
熊徹が九太を追いかけるシーンの舞台は、渋谷の道玄坂。
坂の中腹にある中華料理店「麗郷」は、実際に背景美術のモデルにもなっており、ファンの間では“熊徹坂”なんて呼ばれることも。
映画の中でも印象的な坂道なので、訪れた際は同じ角度で写真を撮ってみるのがおすすめです。
国立代々木競技場:物語のラストバトルの舞台
物語のクライマックスで九太と一郎彦が対峙するのが、国立代々木競技場。
代々木公園のけやき並木やNHKホールの周辺も映画に登場していて、渋谷の中でも“静と動”を感じられる聖地です。
日中に訪れると、光の差し込み方まで映画の雰囲気そのままでテンション上がります!

渋谷の隠れた名スポット|聖地巡礼上級者向けルート
『バケモノの子』の聖地巡礼は、スクランブル交差点やセンター街だけじゃありません!
ファンの中でも「ここに行ったら通!」と言われるような、隠れた名スポットも実はたくさんあります。
九太と熊徹が出会った“あの場所”や、楓と出会った“心の再生の地”など、深く作品に触れたい人にはぜひ足を運んでほしいルートです。
渋谷駅南口高架下:九太と熊徹の出会いの地
物語の中で、九太と熊徹が初めて出会うのが、渋谷駅南口の高架下。
少し薄暗くて落書きも多いこの場所は、映画の世界そのままの空気を感じられます。
実際に訪れると、「もし熊徹が本当に現れたら、きっとここだ!」って思えるほどリアル。渋谷の裏側を感じられるスポットです。
渋谷図書館と渋谷氷川神社:楓と出会い、人間らしさを取り戻す場所
九太が人間界に戻り、楓と出会ったのが渋谷図書館。
勉強を通じて「人間としての生き方」を学び始めた重要な場所で、映画の中でも静かな感動シーンとして描かれています。
図書館のすぐそばにある渋谷氷川神社は、二人が夜桜の下で語り合うシーンに登場。実際に行くと映画の空気を肌で感じられます。
幡ヶ谷・六号通り商店街:九太と父の再会シーン
少し足を伸ばすと、幡ヶ谷・六号通り商店街も見逃せません。
ここは九太が父親と再会する場所で、人間としての絆を取り戻す大切な場面の舞台です。
商店街には昔ながらのお店が立ち並び、映画のノスタルジックな雰囲気が感じられます。訪れる際はゆっくり歩いて、物語の余韻を感じてみてください。

長崎・片島魚雷発射試験場跡|熊徹と九太の修行の聖地
物語の中で印象的な修行シーン。そのモデルとなったのが、長崎県の片島魚雷発射試験場跡です。
この場所は今も残る実在の廃墟で、バケモノ界の稽古場のモデルになっています。
九太と熊徹が互いにぶつかりながらも成長していく、その原点がこの場所にあります。
実在する廃墟「片島魚雷発射試験場跡」との関係
長崎県川棚町にあるこの施設は、戦時中に実際に魚雷の試験が行われていた跡地。
屋根がなく、中央に大きな木が生えているその光景は、熊徹と九太の修行シーンとそっくり。
現地を訪れると、コンクリートの壁が映画と同じように剥がれ、時間の経過を感じさせる静かな迫力があります。
訪問時の注意点とアクセス情報
片島魚雷発射試験場跡は、JR小串郷駅から徒歩40分ほどの距離にあります。
地元の教育委員会の管理下にありますが、自由に立ち入ることは可能。ただし、崩落の危険もあるため、安全には十分注意してください。
近くには海が広がっており、映画の静寂感をそのまま味わえる癒しスポットでもあります。

渋天街のモデル・モロッコ「マラケシュ」|異世界の原風景
『バケモノの子』の異世界「渋天街」は、実はモロッコのマラケシュがモデルなんです!
映画の異国情緒あふれる街並みのルーツをたどると、そこには砂の色と人のエネルギーに満ちた世界が広がっています。
ここでは、渋天街とマラケシュの関係を詳しく見ていきましょう。
「赤い街」マラケシュと渋天街の共通点
マラケシュは“赤い街”と呼ばれるモロッコの都市で、映画の渋天街に登場する建物の色味や構造にそっくりなんです。
特にジャマ・エル・フナ広場は、渋天街の活気ある市場のモデル。
大道芸人や屋台が立ち並び、まるで映画の中に迷い込んだような雰囲気を味わえます。
迷宮都市フェズとのリンク:渋天街の“道に迷う”設定の真実
映画で百秋坊が「渋天街へは定められた順路をたどらねばならぬ」と言っていたのを覚えていますか?
その設定の元になっているのが、モロッコのフェズと呼ばれる迷宮都市。
狭い路地が無数に入り組み、一度迷うと戻れない構造が、まさに渋天街そのもの。監督の取材力、ほんとすごい…!

おすすめ巡礼ルート|渋谷から始まる『バケモノの子』の旅
せっかく『バケモノの子』の聖地を巡るなら、効率よくまわれるルートを知っておきたいですよね!
渋谷の中心部だけでも見どころが多いので、映画の順番に沿って回るのがおすすめ。
ここでは、初心者でも1日で楽しめるモデルコースと、本格派のための長崎・モロッコ巡礼プランを紹介します!
1日で回れる渋谷モデルルート
スタートはもちろん渋谷駅ハチ公前!映画の冒頭シーンそのままに、九太の気分でスクランブル交差点を渡りましょう。
そこからセンター街 → 道玄坂 → 渋谷駅南口高架下 → 渋谷図書館 → 渋谷氷川神社へと巡るのがベスト。
道中は徒歩で移動できる範囲なので、カフェ休憩を挟みながらゆっくり楽しむのがポイントです。
最後は代々木競技場でラストバトルの余韻を感じましょう!
長崎・モロッコを含む本格巡礼プラン
渋谷の聖地を制覇したら、次は長崎県・片島魚雷発射試験場跡へ。
修行の聖地で、熊徹と九太の“魂の訓練場”を体感してみてください。
さらに旅好きの方には、モロッコ・マラケシュのジャマ・エル・フナ広場もおすすめ。渋天街のモデル地として人気が高く、まるで映画の中に入り込んだような感覚になります。
両方をめぐると、「バケモノの子」という作品が持つスケールの大きさを実感できるはず。

『バケモノの子』聖地巡礼の楽しみ方と注意点
聖地巡礼ってただの観光とは違って、作品の世界を“自分の足で体感する旅”なんです。
でも、その分マナーや安全面も大事。せっかくの聖地を大切にするために、ここでは巡礼時のポイントを紹介します!
ファンみんなで気持ちよく楽しめるように、ちょっとだけ意識してみましょう。
聖地で写真を撮るときのマナー
映画の名シーンを再現したくなる気持ちはすごくわかります!でも通行の邪魔にならないように撮影するのが基本マナーです。
渋谷駅周辺やセンター街は人が多いので、早朝や平日の午前中が狙い目です。
SNSにアップする時は、他の人の顔が写っていないかチェックも忘れずに!
地元住民や施設への配慮
渋谷図書館や氷川神社などは、地元の方が日常的に利用している場所です。
撮影や参拝をするときは静かに、そして感謝の気持ちを忘れずに。
特に住宅街エリアは、騒がしくすると近隣トラブルになる可能性もあります。映画の世界を尊重するように、現実の場所も大切にしましょう。
渋谷再開発による変化にも注目
渋谷は今も再開発が進んでいて、映画公開当時とは景色が少しずつ変わっています。
それでも、“映画の中の渋谷”を探しながら歩くのがこの巡礼の醍醐味!
新しいビルの間にも、昔の面影がちゃんと残っているので、自分だけの「バケモノの子マップ」を作るのもおすすめです。

バケモノの子 聖地巡礼のまとめ
ここまで紹介してきたように、『バケモノの子』の聖地は本当に多彩!
渋谷の都会的なエネルギー、長崎の静かな廃墟、モロッコの異国の街並み…それぞれが物語のテーマを体現しています。
九太と熊徹の物語を、あなた自身の旅として感じてみてください。
渋谷で感じる「現実」と、長崎で触れる「魂の成長」
渋谷では九太の迷いと決意、長崎では熊徹との絆と成長。両方を巡ることで、映画が描いた“人間とバケモノの心のつながり”がより深く理解できます。
どちらの場所にも、九太の足跡が確かに残っているような不思議な感覚を味わえますよ。
聖地巡礼を通して見える細田守監督の世界観
細田監督の作品って、どれも現実とファンタジーの融合がすごく自然なんですよね。
特に『バケモノの子』は、現実の街を舞台にしながらも、“成長と孤独の物語”をしっかりと描いています。
その世界観を肌で感じることができるのが、この聖地巡礼の一番の魅力です。
今だからこそ、『バケモノの子』の舞台を歩こう
映画公開から10年が近づく今、もう一度この作品を見直してから聖地を巡ると、全く違う感動に出会えます。
再開発で少しずつ変わっていく渋谷の中に、“九太の記憶”を探しに行くのもロマンがありますね。
さぁ、あなたも『バケモノの子』の世界を旅してみませんか?

- ★ 『バケモノの子』の舞台は渋谷・長崎・モロッコの3都市がモデルとなっている
- ★ 渋谷ではスクランブル交差点・センター街・氷川神社など実在の名所が登場
- ★ 長崎県の片島魚雷発射試験場跡が熊徹と九太の修行場のモデル
- ★ 渋天街はモロッコ・マラケシュのジャマ・エル・フナ広場を参考に描かれている
- ★ 聖地巡礼を通じて九太の成長と細田守監督の世界観をより深く感じられる







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