『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』は、ただのキラキラ映画じゃないよ!
重厚なストーリーと涙腺ぶっ壊し展開で、歴代プリキュア映画の中でも超話題になった1本。
この記事では、ネタバレありの感想&考察をたっぷり語るので、映画を観た人はもちろん、「観ようか迷ってる…!」って人もぜひ読んでみてね♡
- ✔ 映画『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の核心となるストーリー展開とシャロン王女の正体
- ✔ ハートキャッチプリキュアとのコラボに込められた意外な意味と構造的な必然性
- ✔ ローラの成長と“継承”というテーマがどうリンクしていたのか
- ✔ 感動のラストに込められた“希望と慰め”というメッセージの深み
- ✔ ファンの感想や賛否両論ポイントから見える注目の評価ポイント
プリキュア映画といえばワクワクドキドキの冒険が定番だけど、今回はちょっと様子が違うんです。
『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』は、シリーズの中でもかなり重厚でシリアスな物語になってるの。
この記事では、そんな本作のネタバレありでのあらすじと感想を、ぎゅっと詰め込んでお届けします!
シャロン王女の正体とシャンティア王国の悲劇
本作の舞台となるのは、雪の王国「シャンティア」。
シャロン王女からの招待を受けて、夏海まなつたちが王国を訪れるんだけど……。
実はこの国、1万年以上も前に隕石で滅んでいたんです。
シャロンは王女として即位する直前に国を失い、隕石の力で一人だけ蘇った存在。
つまり彼女は国も家族も民もいない、過去の残骸として存在していたんだよね。
この設定だけでも相当キツい……。
プリキュアたちの葛藤と対立の理由
王女・シャロンの願いは「もう一度笑顔溢れる国を作ること」。
でもそれは、他人の自由を奪ってでも自分の理想を叶えたいという、ある意味暴走でもありました。
彼女がやったのは、まなつたちを“国民”にしてその国を再現しようとすること。
この展開がすごく切なくて……。
ローラは同じ「女王を目指す者」として、シャロンに強く共感するんだけど、逆にそれが葛藤のもとになっちゃうんだよね。
トロプリらしさ全開の明るさと、重いテーマとのギャップがエグいくらい効いてくる……。

「心を救う」がテーマ?ハートキャッチプリキュアとの絶妙なコラボの意味
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ハートキャッチプリキュア!とのコラボって、最初は「なんで?」って感じた人も多いと思うの。
でも映画を観終わった後、私はもう「これしかないでしょ!」ってガチで思った。
“心を救う”っていうテーマがこのコラボにぴったりすぎて、もう納得しかないんだよね。
異色の組み合わせが成立した理由
ぶっちゃけ、トロピカル〜ジュ!プリキュアとハートキャッチプリキュア!って、作風が真逆じゃん?
前者は陽キャの極みで、「トロピカれ〜!」って感じのポジティブ全開。
後者は「人の心の痛みに寄り添う」っていうめちゃ繊細で内面にフォーカスしたストーリー。
だけどね、今回の映画って“シャロンの凍りついた心を解かす”っていうガチでハトキャ向きな展開だったの。
だからこそ、コラボ相手に選ばれたのがハートキャッチ組だったっていうのは、運命レベルで正解!
「寄り添う」というメッセージの深さ
つぼみとえりかってさ、正反対の性格だけど、ずっと寄り添ってきたコンビじゃん?
今回の映画ではその関係が、ローラとまなつに重ねられてて、マジでグッときた。
えりかとローラが最初バチバチしちゃうんだけど、最終的にはお互いを理解して、言葉を交わして……。
これがね、ただの友情じゃなくて、「心に寄り添う」ってどういうこと?っていう深いテーマに繋がってるの。
しかもハトキャ側のプリキュアたちって、問題を完璧に解決するんじゃなくて、「寄り添って、一緒に歩く」っていうスタンスなのが本当に優しいのよ。
その優しさが、シャロンの絶望を少しでも和らげてくれたように感じたなぁ。

ローラの成長と「継承」の物語に隠されたドラマ
この映画、いちばん心に残ったのはローラの成長なんだよね。
TV本編ではちょっとツンツンしたお姫様だったローラが、今作では本当に大人になったって感じ。
しかも、テーマの一つでもある「継承」をしっかり背負ってるの、マジで泣けるの……。
ローラが担う「今一番大事なこと」とは
今回の映画では、ローラが物語の中心にいるの。
彼女が共感したのは、同じく女王を目指すシャロンの心。
でも、シャロンは「国も仲間もすべてを失ってる」存在で、ローラとは真逆。
その対比が、ローラの「今一番大事なこと」を見つける旅にリンクしていくのが本当にエモいの!
ローラは、誰かに支えられて進むことの意味を知ってるからこそ、シャロンに優しく寄り添う。
まなつに背中を押されるシーン、第1話の再現メイクとか、泣くしかないよ……。
シャンティアの歌が託した未来への希望
シャンティアの歌ってさ、ただの挿入歌じゃないのよ。
これはシャロンの想いそのものだし、それをローラが受け取るっていう流れがもう尊すぎて……。
「王女としてやるべきことを果たせなかった」シャロンの、最後の願いが歌なんだよね。
そして、それを託されたローラが「シャンティア」という存在そのものを世界中に広めていく。
これはまさに、継承の物語。
しかもスノードロップの花言葉が“希望”と“慰め”なのも、本当に深い。
絶望の中でも誰かに想いが届いて、未来に繋がるって信じられるのが救いだよね。

映画トロピカル〜ジュ!プリキュアの評価と感想
ここでは、実際に映画を観た私やネット上のリアルな声を交えて、本作の評価と感想をまとめてみるね!
心に刺さるストーリーと、泣けるラストに多くのファンが涙……でも、気になる演出も少しあったのが正直なところ。
そのへんも含めて、本音レビューいってみよう!
ファンが涙したラストシーンの意味
もうね、シャロンが消えていくラストは反則。
ローラの歌を受け取って、やっと報われたような微笑みを見せて、スッ……と消えていくの。
観ながら「お願い、消えないで……!」って心の中で叫んでたし、ミラクルライトも応援タイムもないっていう演出が逆にリアルすぎて余計つらかった。
でもそれが本作のメッセージなんだよね。
「助けたくても、助けられない存在もいる」っていう、受け止めなきゃいけない現実。
それでも、「想いは残る」っていうラストが、ちゃんと希望に繋がってるから、救われた気持ちになったなぁ。
気になる演出の違和感と賛否ポイント
感動の声が多い本作だけど、SNSやFilmarksなんかではちょっとだけ賛否もあったよ。
その中でも目立ってたのが、終盤の歌唱シーンの作画について。
「口の動きがヌルヌルすぎて浮いてた」「合唱コンクールみたいに感じた」って意見が結構あったの。
たしかに、あのシーンだけ急にアニメのリズムが変わってて、「あれっ?」って思ったのは正直あったかも。
でも、それもたぶん演出の一環だし、ローラたちの想いを伝えるためにあえて変えてたのかも?
そこは観る人によって印象変わるだろうけど、私は2回目以降は気にならなくなったよ〜!

映画トロピカル〜ジュ!プリキュアのネタバレ感想と作品に込められたメッセージまとめ
ここまで読んでくれたあなた、ありがとう!
最後にこの映画が伝えてくれた深〜いメッセージをまとめてみるよ。
ネタバレ感想を通して感じたこと、そしてこの作品が私たちに訴えかけてくるものって、めちゃくちゃ大事だと思うんだ。
シャロンが示した「希望」と「慰め」の象徴
シャロンの最後の笑顔って、希望でもあり慰めでもあると思うんだ。
誰にも記憶されていない国の存在を、歌として未来に託すことで、「今度こそ残ってほしい」って気持ちを表してたんだよね。
ローラが継承した“歌”は、まさにその願いの結晶。
そしてスノードロップの花言葉「希望」「慰め」が、それを象徴してるのもほんと巧いな〜って思った!
この映画、ただのバトルじゃなくて、誰かの想いを未来に繋ぐ物語なんだよね。
観終わったあとに心に残る“重さ”の意味
プリキュア映画でここまで重いラストって、正直あんまりないよね。
でもこの「重さ」があったからこそ、前に進む強さとか、想いを託す意味が、よりハッキリ見えた気がするの。
そして、その重さを受け止めるのがトロプリのメンバーだったから、すごくバランスが取れてたと思う。
どんなに辛い過去も、誰かが受け継ぐことで未来に繋がるってことを、プリキュアが教えてくれるなんて、めちゃくちゃ感動だよね。

- ★ シャロン王女の正体と滅びたシャンティア王国の真実が物語の鍵になっている
- ★ ハートキャッチプリキュアとのコラボは“心に寄り添う”というテーマと密接に繋がっている
- ★ ローラの成長と「継承」のドラマが作品全体の軸となって描かれている
- ★ 感動的なラストと重厚なテーマ性により、歴代プリキュア映画の中でも異彩を放つ作品となっている
- ★ 一部の演出には賛否があるが、それ以上に心に残るメッセージ性が高く評価されている







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