アニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の中で、アーニャが大切に抱いているぬいぐるみ「ペンギン」。
あのちょっと大きくて愛らしい姿、そしてボロボロになってしまったあの回…見た人の胸に残ってるはずです。
この記事では、アーニャのペンギンぬいぐるみ「ぺんぎん」の名前の由来や登場エピソード、そしてボロボロになった理由や修復シーンまでを徹底解説!
さらに、ロイド・ヨル・ボンドとの関係や、ファンのリアルな反応、最新グッズ情報までまとめて紹介します。
ただのぬいぐるみじゃない、フォージャー家の絆を象徴する存在としての「ぺんぎん」を、一緒に深掘りしていきましょう♡
- ✔ アニメ『SPY×FAMILY』に登場するペンギンぬいぐるみ「ぺんぎん」の由来と命名理由
- ✔ ぺんぎんがボロボロになった原因と、フォージャー家の感動的な修復エピソードの詳細
- ✔ 原作・アニメそれぞれにおけるぺんぎんの登場回と時系列まとめ
- ✔ ぺんぎんの声の秘密や、声優・江口拓也さん&遠藤達哉先生の裏話
- ✔ ファンが語る「ぺんぎんの魅力」や、話題になったグッズ・コラボ情報
スパイファミリーのペンギンぬいぐるみ「ぺんぎん」とは?
アニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』に登場する「ペンギンのぬいぐるみ」、みんな一度は目にしたことありますよね。
このぬいぐるみ、実はアーニャの心をぎゅっとつかむ超重要アイテムなんです。
作品内での登場回や由来、そしてフォージャー家にとってどんな意味を持つのかを知ると、ただのぬいぐるみじゃないことがわかります!
ここでは、そんな「ぺんぎん」の初登場から背景までをわかりやすく紹介していきます。
初登場はアニメ第12話「ペンギンパーク」
ぺんぎんが初めて登場するのは、アニメ第1クール最終話MISSION:12「ペンギンパーク」です。
この回でロイド・フォージャーが家族サービスを兼ねてアーニャとヨルを水族館に連れて行きます。
しかし実はその裏で、スパイ任務として「ペンギンの中に隠された極秘情報を奪取する」という重要任務が同時進行中。
任務を完了したロイドが家族に怪しまれないように「ペンギンの名前当てチャレンジ」に参加していたことにして、その賞品として巨大なぬいぐるみをアーニャにプレゼントするんです。
ロイドが水族館で獲得した家族の絆の象徴
このぬいぐるみは単なる景品じゃなく、フォージャー家の絆を象徴する存在。
任務の最中でも家族を思うロイドの優しさが詰まってるし、アーニャにとっても「ちち(ロイド)」の愛情を感じる特別なアイテムです。
その後もアーニャの部屋や寝室にいつも一緒にいる姿が見られます。
ファンの間でも「ぺんぎん=フォージャー家の愛の象徴」と言われていて、グッズ化もされるほどの人気っぷりです。
原作では2巻「EXTRA MISSION:1」に収録
アニメの元となっているこのエピソードは、原作コミックス第2巻に収録されている「EXTRA MISSION:1」。
もともとは『週刊少年ジャンプ』に読み切りとして掲載されたストーリーで、その後「スパイファミリー」の番外編としてコミックスに収録されました。
このエピソードでは、アーニャの素直で可愛い一面や、ロイドの“理想の父親”としての努力が描かれていて、ぺんぎんが物語に温かみを加えています。
スパイ×ホームコメディの真髄が詰まった回なので、初見の人は必見です!

ペンギンの名前は「ぺんぎん」!由来とアーニャの呼び方
アーニャがぬいぐるみに付けた名前は、まさかのそのまんま「ぺんぎん」!
一見シンプルだけど、アーニャらしい発想と愛着が詰まってるんです。
彼女の“ちち”“はは”呼びのように、子どもらしい言葉のセンスがファンからも「かわいすぎる」と大絶賛されています。
アーニャ流ネーミングの秘密:「ちち」「はは」「ぺんぎん」
アーニャは家族を「ちち(ロイド)」「はは(ヨル)」と呼ぶように、ぬいぐるみにも素直で分かりやすい名前をつけるタイプ。
だからこのペンギンのぬいぐるみも、そのまま「ぺんぎん」と命名したわけです。
ちなみにアーニャが昔から持っているピンクのぬいぐるみ「キメラ長官」と並んで、ぺんぎんは特別な存在。
この2体のぬいぐるみは、アーニャの“心の支え”といっても過言じゃないです。
スパイごっこでのコードネームは「エージェント<ぺんぎんマン>」
ぺんぎんはただのぬいぐるみではなく、アーニャの空想の中では立派なスパイ。
彼女の秘密組織「ぴーつー」に所属しており、コードネームはエージェント<ぺんぎんマン>。
ぺんぎんマンは、アーニャとキメラ長官がピーナッツを分け合って仲間になるという、超かわいい設定まであるんです。
この設定、アニメ第12話の後半でしっかり描かれていて、見た人の心を完全にわしづかみにしました。
ぬいぐるみ仲間「キメラ長官」との関係
キメラ長官はアーニャが孤児院時代から大切にしていたぬいぐるみで、いつも一緒。
そこに新たに「ぺんぎん」が加わったことで、アーニャの世界がさらに広がりました。
スパイごっこの中でこの2体が協力したり、ピーナッツを分け合う場面はまさに“友情と信頼”の象徴。
子どもの純粋な発想の中に、フォージャー家の温かさが垣間見えるのが魅力なんです。

ぺんぎんがボロボロになった理由とは?
アーニャが大切にしていたぺんぎんが、ある日突然ボロボロに…!
あの衝撃的なシーンを覚えている人も多いはず。
「どうしてこんなことに!?」とファンの間でも話題になった、ぺんぎんが壊れてしまった理由をくわしく解説します。
原因はなんと、ボンドの嫉妬とヨルの不器用さだったんです…!
理由① ボンドの嫉妬が引き起こした悲劇
ある夜、アーニャはお気に入りのペンギンアニメを見ていました。
作中でペンギンの隊員・ペギーが亡くなってしまうシーンを見て泣きじゃくるアーニャ。
慰めようとするボンドをよそに、アーニャは「今日はぺんぎんと寝る」と言い出します。
それにショックを受けたボンドは、夜中のうちにぺんぎんをボロボロにしてしまったんです…!
翌朝、ぺんぎんが噛まれたような傷だらけになっているのを見て、アーニャは心を読んで犯人がボンドだと知ります。
「ボンドのばかー!!」と泣き叫ぶシーンは、見ているこっちも胸が痛くなるほど。
理由② ヨルの不器用な修理でさらに悲惨な姿に
アーニャが悲しんでいる姿を見たヨルは、「私が直してあげる!」と優しく申し出ます。
けれど…それがさらなる悲劇の始まりでした。
ヨルの不器用すぎる裁縫スキルによって、首はもげ、綿は飛び出し、ぺんぎんは修理前よりもさらに悲惨な状態に…!
泣き止んだアーニャがもう一度号泣する姿に、「ヨルさん…やっちゃったね…」と全国の視聴者が思ったことでしょう。
でも、その優しさだけは本物。ヨルの気持ちはアーニャにもちゃんと伝わっていました。
アーニャ号泣のシーンに共感の声多数
この「ボロボロ事件」は、原作でもアニメでも感情を大きく揺さぶるエピソードとして有名です。
ファンの間では、「ぺんぎんがボロボロになったシーンで泣いた」「アーニャの気持ちが痛いほどわかる」といった声がSNSで大量に。
特に第21話「はじめての嫉妬」では、ぺんぎん・ボンド・アーニャの三者の関係性が丁寧に描かれ、シリーズ屈指の“癒しと涙の回”になっています。

ロイドの神対応!ボロボロのぺんぎんを修復する感動シーン
ボロボロになったぺんぎんを見て号泣するアーニャ。
そんな中で登場したのが、我らが完璧スパイパパ・ロイド・フォージャーです。
彼の優しさが溢れ出る「修復シーン」は、ファンの間でも神回として語り継がれています。
ここでは、ロイドが見せた“理想の父親すぎる行動”を紹介します。
「これは戦士の勲章だ」──ロイドの父親としての優しさ
泣いているアーニャに「新しいぬいぐるみを買ってやる」と言うロイド。
でもアーニャは「ちちにもらった、これがいい」と涙ながらに拒みます。
その気持ちを察したロイドは、自分の手でぺんぎんの修理をすることを決意。
手先の器用さを活かして綿を詰め、破けた部分を丁寧に縫い合わせていく姿に、全視聴者が「惚れた…」と心を撃ち抜かれました。
そして修理が終わったあと、ロイドがアーニャに言ったのがこの名言──「これは戦士の勲章だ。恥ずかしくなんかない」。
この一言で、アーニャの涙は笑顔に変わります。
ボンドとの和解、ピーナッツで結ばれた「平和条約」
修理されたぺんぎんを抱きしめるアーニャのもとに、そっと現れるボンド。
手にはアーニャの大好物であるピーナッツが。
「平和条約を結ぶ」と言って、アーニャとボンドが仲直りするシーンはまさに“尊い”の一言です。
ボロボロになっても、絆を深めたフォージャー家。家族の愛が詰まった神回です。
修復後のぺんぎんは“家族の絆”の象徴に
修理後のぺんぎんは、縫い目が少し目立つけれど、それもまた愛おしいポイント。
この姿こそが、「どんなに壊れても直せばまた大切にできる」という家族の絆の象徴なんです。
ぺんぎんはアーニャの部屋に戻り、これからも家族を見守る存在として、静かに座り続けています。
まるでフォージャー家の“第四の家族”みたいですよね。

ぺんぎんの登場回を原作・アニメで整理
実はぺんぎんの登場シーンって、思っているより多いんです!
ただの一発キャラじゃなくて、フォージャー家の物語を彩る「癒しキャラ」として何度も登場しています。
ここでは、原作・アニメそれぞれでぺんぎんが登場する回を時系列でまとめてみました。
第1回登場:原作2巻「EXTRA MISSION:1」
ぺんぎん初登場は、原作2巻の番外編「EXTRA MISSION:1」。
アニメ第12話「ペンギンパーク」の元になっている話で、水族館でロイドがアーニャにプレゼントするエピソードです。
この回はフォージャー家の絆が初めて深まる瞬間が描かれており、ぺんぎん誕生の原点とも言えます。
第2回登場:原作4巻「SHORT MISSION:1」スパイごっこ編
次に登場するのは、原作4巻に収録されているSHORT MISSION:1。
アーニャがぺんぎんとキメラ長官を使って家族全員でスパイごっこをする回です。
ロイドも巻き込まれてノリノリで参加し、ヨルは全力の演技で敵役を担当。
この回の「ぺんぎんマン出動であります!」のセリフ、アニメ化されたら絶対バズるやつです♡
第3回登場:原作5巻「SHORT MISSION:3」ボロボロ修復編
そして泣けると評判の「SHORT MISSION:3」で、ぺんぎんがボロボロになる事件が描かれます。
嫉妬したボンドに噛まれ、ヨルの不器用な修理でさらに悪化…。
でも最終的にはロイドの手によって修復され、「戦士の勲章」を得たぺんぎん。
この一連の流れがアニメ第21話「はじめての嫉妬」で見事に再現されています。
アニメ版では21話「はじめての嫉妬」で描かれた名シーン
アニメ版の第21話では、ぺんぎんがボロボロになる過程からロイドの修理までが丁寧に描かれています。
作画クオリティも高く、ぺんぎんの縫い目やアーニャの涙の表情がリアルで胸がギュッとします。
ファンの中では「神作画回」「日常回の最高峰」と言われるほど。
ぺんぎんの登場回はどれも“家族の愛”をテーマにしていて、見返すたびに心が温まります。

ペンギンの声優はいる?ぺんぎんの“声”の真相
ぺんぎんって、アニメで動いたり喋ったりしてたけど、声優さんいるの?って気になった人も多いはず。
実はこのペンギンのぬいぐるみには、専用の声優はいません!
でも「声がした気がする…?」と思ったのには、ちゃんと理由があるんです。
アニメではロイド(CV:江口拓也)が演じる「ぺんぎんマン」
アニメ第12話では、アーニャが泣いてしまった時にロイドがぺんぎんを手に取り、背後から声を当ててあやすシーンがあります。
その時の声がロイド役・江口拓也さんのものなんです。
ぺんぎんマン(CV:ロイド)という、まさかの設定!
この時の江口さんの声が妙に優しくて、SNSでは「ロイドの父性あふれるボイスが尊い」と話題になりました。
原作ではアーニャ自身が声を当てるシーンも
原作5巻の「SHORT MISSION:3」では、アーニャ自身がぺんぎんを後ろから操作して声を当てる描写があります。
つまりアニメで今後このシーンが放送されたら、声はアーニャ役・種﨑敦美さんが担当することになるんです。
ぺんぎんの「声」って、実はロイドやアーニャの優しさがそのまま形になったものなんですよね。
ファンの間で話題になった「ロイドの腹話術」
ぺんぎんを操るロイドの姿は、X(旧Twitter)でも大バズり!
「父親力が高すぎる」「ぺんぎんマン可愛すぎ」といった投稿が相次ぎました。
ちなみに、ロイド役の江口拓也さんはこのシーンについて、「父親としてのロイドを意識した」とコメントしています。
演技にも愛情がこもってるから、ぺんぎんの声が温かく感じるのかもしれませんね。

スパイファミリーのペンギンぬいぐるみの魅力とファンの反応
ぺんぎんの登場から時間が経っても、いまだにSNSでは「ぺんぎん可愛すぎ」「グッズ欲しい」と話題が尽きません!
ここでは、ファンの反応やグッズ情報、そして公式のちょっとした裏話も紹介していきます。
ぺんぎん、ただのぬいぐるみじゃないんですよ。
「ぺんぎん欲しい!」ファンの間で人気急上昇
アニメ放送後、X(旧Twitter)では「ぺんぎん欲しい!」の投稿が爆増。
アーニャが抱えている姿を見て、「あのサイズ感がたまらない」「部屋に置きたい」と共感の嵐。
ぬいぐるみとしてのビジュアルも完成度が高く、再現度の高い公式グッズも即完売状態になりました。
グッズ化・ぬいぐるみ商品情報まとめ
2023年以降、公式ショップやアニメイトで「ぺんぎんぬいぐるみ」が多数発売されました。
アーニャの部屋にある原寸大サイズ(約120cm)タイプは特に人気で、ファンの間では「抱き枕として最高」と評判です。
その他にもミニサイズのぺんぎんキーホルダーや、SPY×FAMILYカフェ限定のマスコットぬいぐるみなども登場しています。
江口拓也&遠藤達哉のペンギンイラスト裏話
声優の江口拓也さんが番組内で描いたペンギンのイラストが「独特すぎる」と話題に!
その翌日、原作者の遠藤達哉先生が“アンサーイラスト”を投稿して、Xでトレンド入りしました。
二人の掛け合いが微笑ましくて、「SPY×FAMILYチーム愛が深い!」とファンも大盛り上がりでした。

スパイファミリーのペンギン「ぺんぎん」エピソードまとめ
ぺんぎんって、単なるぬいぐるみじゃなくてフォージャー家の絆をつなぐ存在なんです。
登場するたびに温かくて、どこか切なくて、見ている私たちも幸せな気持ちになれますよね。
ここでこれまでのぺんぎんエピソードをおさらいしておきましょう!
家族の絆を象徴する“ぬいぐるみ”の存在
ロイドが任務のついでに手に入れたぺんぎんが、アーニャにとって“宝物”になる。
それだけでこの物語の優しさが伝わります。
スパイファミリーという作品が大切にしているテーマ──「偽りの家族が本当の絆を育む」──が、ぺんぎんを通して表現されているんです。
ボロボロになっても大切にされ続ける理由
壊れても、直して、また抱きしめる。
それはぺんぎんだけじゃなく、フォージャー家の関係そのものですよね。
アーニャが泣いても、ロイドが修理して、ヨルが見守る。
“完璧じゃなくても愛される”というテーマが、この小さなぬいぐるみに詰まっています。
スパイファミリーの魅力を支える日常のワンシーンとして
派手なスパイアクションの裏にある、こういう日常のやりとりこそがSPY×FAMILYの魅力。
ぺんぎんが登場する話は、笑いあり涙ありの癒しエピソードばかり。
これからもフォージャー家の物語の中で、ぺんぎんが静かに見守ってくれるはずです。
そして私たちも、その姿を見てまたほっこりするんでしょうね♡


- ★ アーニャのペンギンぬいぐるみの正式名称は「ぺんぎん」で、スパイごっこ時のコードネームはエージェント<ぺんぎんマン>
- ★ ボロボロになった主因はボンドの嫉妬とヨルの不器用な修理で、のちにロイドが丁寧に修繕した
- ★ ロイドの名言「これは戦士の勲章だ」でアーニャが納得し、ボンドとはピーナッツの“平和条約”で和解した
- ★ 初登場は原作2巻「EXTRA MISSION:1」/家族ごっこは4巻「SHORT MISSION:1」/修復エピは5巻「SHORT MISSION:3」(アニメは12話・21話で対応)
- ★ 専用の声優は不在で、シーンによりロイド(江口拓也)やアーニャ(種﨑敦美)が“声”を当てる演出が用いられている
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