かつて社会現象にまでなったアニメ、『おそ松さん』。
その第3期を楽しみにしていた人も多かったと思うけど、いざ放送が始まると「なんかつまらない…」「ひどくない?」って声がじわじわ増えてきて。
この記事では、どうしてそんな評価になっちゃったのかを、SNSの反応や実際に見た感想をもとに、わかりやすくまとめていくよ!
- ✔ 『おそ松さん』3期がつまらないと言われる主な理由
- ✔ キャラやテンポの変化がもたらした違和感の正体
- ✔ ファンが求めていた「おそ松さん」とのズレ
おそ松さん3期が「つまらない」と言われる最大の理由
アニメ好きの私としては、あの伝説の1期をリアルタイムで見ていたからこそ、3期への期待もすっごく大きかったんですよね。
でも、実際に始まってみると「なんか違う…」っていう感覚がじわじわと押し寄せてきて、見終わったあとにモヤモヤが残っちゃいました。
ネットでも「つまらない」「ひどい」って声が多くて、それって一体どうしてなんだろう?って改めて考えてみたんです。
テンポの悪化と説明調の構成
テンポが悪いっていうのが、まず最初に感じた大きな違和感でした。
1期の頃って、あの6つ子たちのやりとりがまさに漫才みたいで、ツッコミとボケの応酬がめちゃくちゃ心地よかったんです。
でも3期になると、AIロボットが出てきてからはツッコミ役がほぼ不在で、なんか説明口調のキャラばかりになっちゃって…テンポが死んじゃった感。
ギャグアニメってテンポ命だと思ってるので、この変化はかなりキツかったです。
AIロボットの導入によるストーリーの混乱
そして問題のAIロボット!
これ、視聴者の間でも意見が割れてたんですけど、正直私は全然ノレませんでした。
というのも、AIロボットに振り回される6つ子たちって、なんかすごく無理があるというか…。
6人がどんどん受け身になっていって、彼ららしい暴走ギャグもなくなってしまって。
AIキャラがいることで、話の軸がブレたって感想を持つ人が多かったのも納得です。

キャラクターの変化と役割の崩壊
「キャラが変わった」って感じたの、私だけじゃなかったみたいです。
1期で魅力的だったキャラの個性が、3期では見失われちゃってて…ファンにとってはけっこうショックだったと思います。
あのグダグダでクズな6人がワチャワチャしてるのが好きだったのに、どうしてこんなに空気が変わっちゃったんだろう?
チョロ松のツッコミ激減と役割変化
チョロ松のツッコミ、ほんと減っちゃったんですよ。
1期ではおそ松といい感じに掛け合って、ボケ→ツッコミ→新しいボケの連鎖がめちゃ楽しかったのに、3期ではなぜかその役割を他の兄弟が担当してたりして。
しかもツッコミもキレがなくて、ただの説明セリフになってることも多くて…これは正直ツラかったです。
兄弟間の掛け合いが減少し全体のバランスが崩れる
6人の兄弟って、それぞれキャラが立ってて、集団で動くとすごく面白いんですよね。
でも3期では、個々のセリフを均等にしようとしすぎたのか、誰が中心なのかわからない回が増えてバランスが崩れた印象。
カラ松・一松・十四松がメインになるのは嬉しいけど、全体の流れがグダグダになっちゃって、6人の連携感が薄れた気がします。

ネタの質の低下と「楽屋ネタ」への偏重
おそ松さんって、もともとちょっとメタっぽいネタやパロディがウリだったけど、3期ではそのバランスが大きく崩れてしまってるように感じました。
特に2クール目に入ってからは、「またこのパターン?」ってなるような展開が増えてきて、正直飽きちゃう瞬間も多かったんです。
そう感じた視聴者も少なくなかったようで、SNSでも「もう限界…」って声が散見されていました。
お笑いとして機能しない業界ネタや声優ネタ
ぶっちゃけますと、「楽屋ネタ」がめちゃくちゃ多かった印象です。
制作側の裏話っぽいネタとか、声優さんをいじったような展開があったりして…これ、分かる人には笑えるのかもしれないけど、純粋に作品の世界観を楽しみたい人にはちょっとキツイ。
アニメの中で裏事情が見えると、「あれ?これってギャグなの?」って戸惑っちゃって、笑うポイントがぼやけちゃうんですよね。
視聴者との価値観の乖離と共感性の喪失
さらに感じたのが、制作側の感覚と視聴者の感覚のズレ。
例えば「友」とか「IF疑惑」みたいな回って、確かにメッセージ性はあったけど、なんだか説教臭く感じちゃって。
「全部フィクションですよ〜」って制作側に言われると、感情移入してきた自分の気持ちが置いてけぼりになるんですよね。
それが理由で、「もういいかな…」って離れちゃった人も多かったんじゃないかな。

「卑屈なニート」へと変貌した六つ子たち
私が3期を見ていて一番ショックだったのが、六つ子たちのキャラ変です。
1期では自信満々にクズでバカやってたのに、なんだか3期では妙に現実的な悩みを抱えてたり、卑屈な表情が多くなってて、「あれ?誰これ?」ってなることもありました。
その変化が、かえって作品の魅力を薄めちゃってる気がしたんです。
初期の明るいクズキャラからの路線変更
1期の六つ子って、ニートでどうしようもないけど、それを全力で楽しんでて、見てて清々しいくらいのバカさがあったんですよね。
「働かない理由がポジティブ」とか、今考えても笑える名言がたくさんあって、それが好きだった人も多いはず。
でも3期では、なんか妙に現実的で、就職や将来の不安をにじませるような描写が多くて、観てて元気が出ないんです…。
現実味ある悩みを描くことで失われた痛快さ
「結婚式の帰り道」とか「AIとの関係」とか、人生の節目に悩む六つ子を描こうとしてたのかもだけど、それがかえって作品のテンションを下げちゃった気がします。
私は正直、「おそ松さん」にそんなリアリティは求めてなかったし、シモネタ全開でクズなままで良かったって思うタイプ。
なんだか婚活ドラマを見せられてるような感じがして、「え、これおそ松さんだよね?」って不安になっちゃった。

おそ松さん3期の方向性に対する視聴者の戸惑い
3期の方向性については、正直なところファンのあいだでもかなり意見が割れました。
「これはこれでアリ」と感じる人もいれば、「もう別作品じゃん!」と感じる人もいて…。
私自身も観ていて「これ誰に向けて作ってるの?」って思う瞬間が何度もありました。
メタ要素の強調による「虚構感」への違和感
とくに話題になったのが、「IF疑惑」っていう回。
このエピソードでは、キャラクターが視聴者に直接語りかけるような形で「これは全部イマジナリーの話ですよ」って種明かししちゃうんです。
これって一見オシャレな構成にも見えるんですけど、感情移入してた人からすると超ショックで、「え、今までの気持ちってなんだったの?」ってなっちゃうんですよね。
笑わせてくれるアニメが、突然マジメに「これは虚構です」って言ってきたら、ちょっと引いちゃいます…。
共感できるキャラとしての魅力の低下
3期では「キャラ萌え」よりも「人間ドラマ」を強調しようとしてたのかな、って感じがしたんですけど…。
そもそも6つ子って共感するような存在じゃなくて、どこかぶっ飛んでて笑える存在だったはず。
でも3期ではやたらと感情的なシーンが多くなって、ドラマ的にしようとしすぎてて、逆に共感できなくなっちゃった印象。
それに、彼らが人生を真面目に悩みだすと、なんか重すぎて「見ててツラい…」って感じになっちゃうんですよね。

アニメ おそ松さん 3期 ひどい つまらないの総まとめ
3期がひどい・つまらないと言われた理由をまとめてみると、やっぱり「キャラの変化」「テンポの悪さ」「共感しづらさ」の3つが大きいなって思いました。
1期の頃に輝いてた部分が、時間とともに薄まっちゃって、作品全体が別物になっちゃった感じがします。
それでも、根強いファンがいるのも事実だから、今後の方向性次第で復活の可能性もあるんじゃないかな。
ファンが求めていた「おそ松さん」とのズレ
多くのファンが求めていたのは、明るくてバカでどうしようもないけど愛おしい6つ子たち。
でも3期では、そこに現実的な悩みや暗さが加わって、方向性にズレが生じたんですよね。
もちろん変化も大事だけど、それって作品の軸を見失わない中でこそ活きるものだと思います。
軸がブレた結果、「もうこれはおそ松さんじゃない」って感じた人が多かったんじゃないかな。
今後のシリーズへの期待と課題
もし4期があるなら、原点回帰して「ギャグアニメ」としてのバランスを取り戻してほしいなと思います。
クズでニートで、でも妙に仲良しな6人が、しょうもないことで大騒ぎしてる…そんな「らしさ」がまた見たい!
そして、変にメッセージ性を持たせようとせず、観る人がただ「笑って元気になれる」作品になってくれると嬉しいです。


- ★ 『おそ松さん』3期はテンポの悪化が目立つ
- ★ AIロボットの導入がギャグの魅力を減退させた
- ★ キャラクターの役割崩壊や作風の変化に戸惑う声
- ★ 楽屋ネタやメタ要素が視聴者との距離を広げた
- ★ 「らしさ」を失った3期に、今後の方向性が問われる
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