『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』、もう観ましたか?
155分の大ボリュームなのに、全然長く感じないってほんとすごいですよね!
特に猗窩座・童磨・獪岳との戦闘は迫力満点で、感情のジェットコースターみたいでした…!
映像の美しさや演出、声優さんたちの熱演も最高だったし、原作との違いにもワクワクしっぱなし♪
今回は映画を観た方々のリアルな感想をもとに、ネタバレ込みでどこが良かったのか、どこで泣いたのか、じっくり語っていきますっ!
- ✔ 猗窩座の過去と最期に込められた切ない真実
- ✔ 炭治郎&義勇、善逸、しのぶの戦いの見どころ
- ✔ 映像・音響演出や次章への期待ポイント
猗窩座の最期はどう描かれた?人間だった頃の過去に涙
『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、ついに猗窩座の最期が描かれました。
あの煉獄さんを倒した強敵として知られる上弦の参・猗窩座。
そんな彼にも、かつては人間として生きていた過去があって、その物語が映画では丁寧に描かれていて…もうボロ泣きでした。
猗窩座の過去「狛治」と恋雪の切ない物語
猗窩座の人間時代、本名は狛治(はくじ)といいます。
病弱な父のために盗みを繰り返していたけど、父はそれを恥じて自ら命を絶つんです。
心を失いかけていた狛治を救ってくれたのが、道場の師範・慶蔵とその娘の恋雪。
狛治は恋雪と婚約し、ようやく幸せを掴みかけるんだけど…その幸せはあまりにもあっけなく崩れ去ります。
隣の道場の嫌がらせで井戸に毒を入れられ、恋雪と慶蔵は亡くなってしまうのです。
この瞬間、狛治の心は壊れてしまい、猗窩座としての道を歩むことになります。
首を斬られても進化する猗窩座と人間の記憶
クライマックスでは、炭治郎の斬撃で首を落とされてもなお動き続ける猗窩座。
進化の兆しを見せる彼を止めたのは、なんと自分自身の記憶でした。
恋雪とのやりとり、父の言葉、かつて自分が守りたかったものすべてがフラッシュバックしてくるんです。
「誰よりも強くなって、君を守る」と誓った自分が、一番弱くて情けなかったという真実。
それに気づいたとき、猗窩座は自ら消滅する道を選びます。
これまでの鬼たちは誰かに倒されるのが常だったのに、自ら命を絶ったのは彼が初めて。
その決断が切なすぎて、涙腺が完全に崩壊しました…!
「誰よりも強くなって守る」と誓った言葉の意味
猗窩座は最後にようやく人間の心を取り戻しました。
そして、恋雪との約束を果たせなかったこと、自分の弱さを受け入れることで、やっと“終わり”を迎えられたんです。
「強さ」に執着し続けた彼が、本当の意味での強さを最後に見つけたように思えました。
劇中の花火のシーン、あれはもう言葉じゃ説明できないレベルの美しさでしたよね。
まさに、“人間に戻れた鬼”という表現がぴったりな、猗窩座の完結編だったと思います。

冨岡義勇と炭治郎の共闘が熱すぎた!水と火の連携戦
猗窩座戦でめちゃくちゃ燃えたのが、冨岡義勇と竈門炭治郎の共闘です!
今まであまり共闘する場面がなかったこのふたりが、最強格の鬼に一緒に立ち向かう展開、もうアツすぎて心臓持ちませんでした。
水の呼吸とヒノカミ神楽の融合は、ビジュアルも音も完璧すぎて鳥肌モノでした…!
義勇が見せた「痣」の覚醒と水の呼吸の真髄
今回の義勇さん、本当にカッコよすぎましたよね。
最終選別で鬼を倒していないっていう過去の負い目も、炭治郎との関係を通してしっかり乗り越えてたし、ついに痣が発現したシーンでは思わず叫びました!
あの冷静な義勇さんが、命懸けで仲間を守る姿に泣かされた人、きっと多いはず…。
水の呼吸の技も映画では一つひとつが美しく、まるで日本画みたいな表現力でした。
炭治郎の「透き通る世界」と斜陽転身の奥義
炭治郎の覚醒も、この戦いのハイライトです!
猗窩座の攻撃の違和感を見抜き、「透き通る世界」にたどり着いた瞬間、観客のボルテージも最高潮でしたよね。
あの静寂と集中の演出がもう本当に神がかってた…。
そこからの「ヒノカミ神楽・斜陽転身」は、スローで見たいくらいの超作画でした!
義勇と猗窩座、真逆の生き様がぶつかる瞬間
冷静沈着であまり喋らない義勇と、お喋りで強者好きな猗窩座。
この対比が戦闘中の会話にも現れてて、性格のギャップがめちゃくちゃ面白いんですよね。
でも最終的には、お互いの“強さ”に対する考えがぶつかり合っていく中で、猗窩座の心に義勇の存在がちゃんと残ったのが感慨深かったです。
義勇が炭治郎を守り抜こうとする姿も、煉獄さんとの対比を感じさせて泣けました…!

善逸 vs 獪岳は兄弟子対決の決着!火雷神が炸裂
もう、善逸の成長ぶりが最高にしびれる展開でした!
今回はなんと、彼の兄弟子・獪岳との決着が描かれるんです。
ヘタレでビビりだった善逸が、自分自身と向き合いながら戦う姿…ギャップがたまらなすぎて、推しじゃなかった人も一気に好きになるはず!
善逸の覚悟と「漆ノ型 火雷神」の圧倒的ビジュアル
今回の善逸は、別人レベルでカッコよかったですよね!
自分で編み出した「漆ノ型・火雷神」が炸裂するシーン、音と雷の演出が本当に震えるほど迫力あって鳥肌でした!
しかも、背景に炎のような赤と雷の青が重なるあの演出…あれはもう劇場で観なきゃ損です。
獪岳の過去と鬼になった理由に見る悲哀
獪岳も、ただの悪役ではなくてちゃんと背景が描かれてたのが印象的でした。
寺で仲間を裏切って鬼を呼び込んだ過去、鬼殺隊としての器ではなかった彼の弱さ。
そして何より、慈悟郎の死に間接的に関わっているという事実が、善逸の心に大きな傷を残していたんです。
愈史郎の救出と善逸の成長が泣ける展開に
戦いが終わったあと、無限城の中で落下する善逸を助けたのが、なんと愈史郎だったのが胸アツでした!
原作読んでる人は知ってたと思うけど、映画ではこの展開ちょっとサプライズだったよね?
そして何より、獪岳を「兄貴」って呼んだ善逸のセリフ。
自分を認め、前に進む決意をしたあの一言には、善逸の成長がすべて詰まってたと思います…!

胡蝶しのぶ vs 童磨、怒りと覚悟の一撃
この章で一番衝撃だったのが、胡蝶しのぶと童磨の戦いです。
しのぶファンの私にとっては、観る前から覚悟してたけど…やっぱり泣きました( ; ; )
強くて美しくて、でも誰よりも悔しさと怒りを抱えてた彼女の戦い、本当に最高でした…!
胡蝶しのぶの「蜈蚣ノ舞 百足蛇腹」に見る柱の誇り
まず戦闘シーンの作画がヤバすぎます!
「蜈蚣ノ舞・百足蛇腹」のカット、見開きイラストのような構図で、しのぶの気迫と美しさが完全に爆発してました。
毒の量も計算された上での作戦だったっていうのも、しのぶらしくて泣けるんですよね…!
自分の命を武器にする覚悟が、こんなにも重いなんて…。
女性たちの無念を背負った戦いとカナヲへの継承
童磨は冷酷で飄々としたキャラだけど、しのぶとの戦いでは彼の異常性が際立ってました。
しのぶの姉・カナエの仇であり、女性を食うことを楽しんでいた残酷な鬼。
だからこそ、この戦いは単なる戦闘じゃなくて、想いを継ぐ物語だったんですよね。
彼女の最期が、カナヲや伊之助へつながっていく伏線でもあると思うと、さらにグッときました。
童磨の不気味な強さと胡蝶の決意の最期
童磨って、あの無表情で人をバカにしたような態度がめっちゃ腹立つんですよ…!
でも声優の宮野真守さんが完璧すぎて、嫌いなのに魅力的というジレンマに陥りました(笑)
しのぶは最後、全身に毒を蓄えて自らを「毒の兵器」にすることで、童磨に一矢報いたんです。
その覚悟と強さに、涙腺完全崩壊です…。

映像美・演出・音響…全てが超越!映画の技術的評価
今回の『無限城編 第一章』、とにかく映像美と音響がヤバすぎて、アニメ映画の新境地って感じでした!
ufotableさんのこだわりが1シーン1カットにぎっしり詰まってて、まさに芸術作品って感じでしたよね。
IMAXやDolby Atmosで観た人は、体感もすごかったって言ってて納得です!
ufotableの神作画、背景美術の凄み
まず最初に言いたいのが、作画がバグレベルってこと!
アクションシーンの迫力はもちろん、背景の美しさやエフェクトの繊細さも神がかってました。
特に無限城の内部構造を見せるシーンは、異空間感がすごくて、ホラーにもファンタジーにも見える独特の魅力がありました。
背景がただの舞台じゃなくて、“登場人物の感情を映す”存在になってたのが印象的でした。
IMAX上映で体感する圧倒的没入感
劇場のIMAXで観た感想としては、没入感がハンパない!
とくに戦闘シーンでは、カメラワークと音響が連動してて、自分も戦場にいるような感覚になるんですよ。
炭治郎たちの呼吸の音や、刀がぶつかる音、鬼の不気味な気配…そのすべてが体に響いてくる感じ。
2時間半が体感90分だったという声、多かったのも納得です!
回想の多さとテンポ感に対する賛否両論
ただし、回想シーンが多すぎるという意見もちらほら見かけました。
たしかに、過去や背景を丁寧に描こうとしてる分、テンポがゆっくりに感じる場面もありました。
でもそのおかげで感情が深く伝わるし、漫画では見落としがちな心理描写も補完されてたので、個人的には大歓迎でした♡
人によって好みが分かれるところだけど、全体の構成としてはむしろプラスだったんじゃないかなと思います!

映画 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来の総評と今後の期待
『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』、感想を一言でまとめるなら「感情が忙しすぎる傑作」!
戦いあり、涙あり、成長あり…155分がまったく長く感じない圧巻のストーリーでした。
次章に向けての期待も高まりっぱなし!この映画は絶対に劇場で観るべき1本です♡
猗窩座と義勇が本作のMVP
それぞれのキャラが輝いていたけど、特に印象に残ったのはやっぱり猗窩座と冨岡義勇の2人!
義勇の痣の覚醒もアツかったし、猗窩座の回想と消滅にはもう涙腺崩壊でした…。
このふたりの対話と衝突って、「生きる意味」とか「強さの本質」みたいな深いテーマを突いていて、めちゃくちゃ心に刺さったんですよね。
第2章への布石と残る鬼たちの行方
今回の映画って、完全に「最終決戦の序章」なんですよね。
まだ童磨との決着も着いてないし、黒死牟や無惨も控えてるし…もう期待しかない!
アニメの柱稽古編から自然につながった流れが、そのままクライマックスへ一直線って感じがして、原作ファンとしても満足度めちゃ高です。
観るべきポイントと繰り返し鑑賞の価値
もう一度観たくなるポイントが多すぎて、1回だけじゃ足りない映画でした!
各キャラの表情、セリフの裏にある心情、背景の細かい描写…リピートするたびに新たな発見があるタイプの作品です。
特に猗窩座の回想や、しのぶの表情の変化など、感情の微妙な表現が映画ならではの魅力として活きてました!
次章が公開されるまでの間、もう1回、いや2回は観に行きたいです(笑)


- ★ 猗窩座の人間時代と最期が感動的に描かれる
- ★ 炭治郎・義勇・善逸・しのぶ、それぞれの戦いが熱い
- ★ 映像・音響・演出のレベルが過去最高
- ★ 第2章への期待が高まる伏線も多数
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