アニメ『おそ松さん』って、六つ子それぞれのキャラがほんとに濃くて、見てるだけで笑っちゃいますよね!
でもその名前の由来まで意識したことある人って、意外と少ないかも…?
じつは、ダジャレ、方言、植物や動物の名前など、由来はけっこう奥深くてキャラの個性ともリンクしてるんです♪
今回は、そんな六つ子たちの名前の意味やネーミングの秘密を、楽しく・わかりやすくご紹介しちゃいますね♡
- ✔ 六つ子それぞれの名前の由来や意味
- ✔ 名前とキャラクター性とのつながり
- ✔ ダジャレや方言が活きたネーミング背景
おそ松の名前の由来は「お粗末」から
まずはおそ松さんの長男、おそ松からご紹介しますね。
その名前の由来は、なんとあの食事のあとの定番フレーズ「お粗末さまでした」から来ているってご存じでしたか?
昭和の香りがするネーミングだけど、逆に今の時代だからこそレトロかわいく感じるのかも♪
ダジャレに込められたユーモアと風刺
「お粗末」という言葉には、どこか自虐的な雰囲気があって、赤塚不二夫先生らしいユーモアのセンスが光っていますよね。
当時の漫画作品では珍しくなかった「落語的な笑い」の要素が、この名前の由来にしっかりと盛り込まれています。
あえて謙遜をこめたネーミングって、今でも通じる風刺的なニュアンスがあってすごく深いな〜って感じます。
「おそ松くん」時代からのネーミングの意図
おそ松の名前は、1962年に始まった原作漫画『おそ松くん』からすでに使われていました。
当時は「ギャグ漫画の金字塔」として絶大な人気を誇っていて、ネーミングに関しても子どもたちにわかりやすく、でもちょっと毒のあるセンスがウケてたんです。
今のおそ松さんでの長男としてのだらしなさも、この名前の“ゆるさ”とリンクしてて、なんだか納得しちゃいます♪

カラ松の名前の由来と二重の意味
次にご紹介するのは、ちょっと痛くてナルシスト、だけど憎めない次男のカラ松です!
実はこの名前、植物の「カラマツ」から来てる説と、「頭が空っぽ」って意味もあるんじゃないか?って言われてるんですよ〜。
一見おしゃれそうに見えて、実はダジャレの宝庫なのが面白いところです♪
木の「カラマツ」と「空っぽ」の掛け合わせ
カラマツ(唐松)は、日本の高地に自生する針葉樹で、葉が落ちる「落葉松」として有名なんです。
赤塚先生が樹木の名前からキャラ名を考えたって説は、他の兄弟にも共通してるので、カラ松=カラマツは割と有力な説なんですよね。
でもそれだけじゃなくて、「からっぽ」な言動が目立つ彼にかけた“ダブルミーニング”の名前かもって言われてて、それがまた深い!
ナルシストキャラとのギャップが魅力
ナルシストでキザな発言を繰り返すカラ松は、作中でもよく一松にスルーされたり、痛がられたりしてるんですよね(笑)。
だけどそのちょっとズレた感じが逆にファンから愛されてる理由だったりして。
名前が「空っぽ」由来って考えると、ますますこのキャラの愛され力に説得力が出てくる気がします。

チョロ松は「ちょろちょろする子」から?
お次は三男のチョロ松!
アイドルオタクでツッコミ役ってイメージが強いけど、実は名前の由来が一番ミステリアスって言われてるんですよ。
でも実はこの「チョロ松」、ちょろちょろ動き回る子どもにかけた名前かもって説があって、調べていくとめちゃくちゃ面白かったんです!
方言・俗語としての「チョロ松」の存在
「チョロ松」という言葉、実は昭和以前の方言や俗語として存在していたっていう情報があるんです。
特に四国の宇和島方言などでは、「落ち着きがない子ども」や「じっとしていない子」に対して「ちょろまつ」って呼んでいたそうで。
しかも、おじいちゃんおばあちゃん世代が昔から使ってたって証言もあるから、これはもう文化的ルーツとしてもめっちゃ興味深いですよね!
赤塚不二夫のネーミングに見る時代背景
赤塚不二夫先生って、言葉遊びや昭和文化をギャグに取り入れる天才だったんですよ。
「チョロ松」も、ただのダジャレじゃなくて、昭和のリアルな生活感や子ども観察から生まれた名前かもしれないって思うと、グッときません?
たしかにちょっと小うるさかったり、暴走するところもあるけど、なんだかんだで憎めないのがチョロ松の魅力なんですよね〜。

一松の由来は「市松模様」との関連
続いては、クールで不機嫌そうに見えて実は優しい四男の一松!
彼の名前の由来は、着物や伝統模様でよく見かける「市松模様」から来ている説が有力なんです。
でもそれだけじゃない、彼のキャラとのシンクロ具合も含めて見ると、なんだかすごく奥深いんですよ〜。
整然とした模様とアンニュイな性格の対比
市松模様って、白と黒が交互に並んだ模様のこと。将棋盤とか、昔の和服によく見られますよね。
この整然とした模様、実は安定感や継続性の象徴とも言われていて、それが逆に気まぐれで陰キャな一松とのギャップに面白さを生んでるんです!
あのちょっと孤立気味なポジションも、市松模様のように「秩序の中の違和感」って感じで、深く感じちゃう〜。
デザイン性も含めたネーミングの妙
市松模様って江戸時代からある伝統柄で、現代ではモダンデザインとしても人気ですよね。
だからこそ、一松って名前には古き良き日本と現代カルチャーの融合って意味合いも込められてるのかも。
クールで孤独キャラだけど、誰よりも繊細で人に優しいところ、まさに市松模様の整然とした中にある“陰影”って感じで超しっくりきます!

十四松は鳥の「ジュウシマツ」由来
五男の十四松は、とにかく元気いっぱいで、ぶっ飛んだ行動が多すぎるキャラ(笑)。
でもその名前、実は「ジュウシマツ(十姉妹)」っていう鳥の名前が由来って知ってましたか?
名前の響きだけじゃなくて、キャラの性格や行動パターンまでそっくりで、見れば見るほど納得しちゃいます!
愛嬌あるキャラクターと鳥の鳴き声の一致
ジュウシマツっていうのは、昔から日本で親しまれてきた小型の可愛い小鳥なんです。
その鳴き声がピーピーにぎやかで、複数でわちゃわちゃするのが特徴。これってまさに十四松の行動と同じなんですよね。
明るくてうるさくて、でもなぜか憎めない…鳥由来のネーミングとしては、ほんと完璧にキャラにハマってる!
名前に込められた「明るさ」と「軽さ」
「十四」って数字も変わってて、六つ子の中で唯一2桁の数字が名前に入ってるのも特徴的。
しかもこの“十四”という数字、実際には六人兄弟の五男というポジションとはズレてるんですけど、そのアンバランスさが逆にキャラっぽくていい味出してるんです。
さらに言うと、「ジュウシマツ」はペットとしても人気で、見てるだけで癒やされる存在。まさに十四松のポジションじゃないですか?

トド松の由来は「トドマツ」と「とどのつまり」
ラストを飾るのは、あざと可愛い末っ子のトド松くん♪
彼の名前の由来って、「トドマツ(椴松)」っていう木と、「とどのつまり(=結局のところ)」のダブルミーニングなんだって!
末っ子らしく締めにぴったりな名前だし、しかも本人がそれを計算してるかのようなキャラ性がまた最高♡
植物名と末っ子らしい締めの意味合い
トドマツは、北海道や東北に分布する針葉樹で、寒さに強くて木材にも使われる種類。
兄弟の中でも「材木ネーム」が多いことから、名前に樹木が使われてるのは一つのテーマになってるんですよね。
そして「とどのつまり」っていう日本語は、最終的な結論や末端を意味する言葉。つまり、末っ子=トド松にぴったりの意味があるんです♪
可愛らしさと計算高さが名前に表れる
トッティという愛称でも知られるトド松は、女子受けを狙った話し方やスマホを駆使した今っぽいスタイルが魅力。
でもその裏には、要領の良さや計算高さも感じさせるんですよね〜。
名前の“締め”感と、末っ子らしい甘えん坊な戦略性がバッチリマッチしてて、正直ずるいけど…好き!

おそ松さんの名前の一覧と由来のまとめ
ここまで、おそ松さんの六つ子それぞれの名前の由来についてじっくり解説してきました!
どれもただの語呂合わせやダジャレだけじゃなくて、時代背景・文化・性格の特徴に深くリンクしてることがわかって、めちゃくちゃ面白かったですよね。
これを知ったら、アニメや原作をもう一度見返したくなっちゃうかも♪
全員ダジャレだが、それぞれに意味がある
名前は全部に共通して、“松”を語尾につけた日本語ダジャレ。
だけどその元ネタが植物だったり動物だったり方言だったりとバラエティに富んでて、キャラの個性をしっかり支えてるのがわかりますよね。
知ってるとより深く楽しめるし、ファン同士で語り合うネタにもなりそう♪
名前から読み解くキャラの個性と関係性
今回わかったことは、名前ってただのラベルじゃなくて、そのキャラの“核”みたいなものだってこと!
おそ松=ゆるさ、カラ松=痛さ、チョロ松=落ち着きのなさ、一松=静けさ、十四松=元気、トド松=あざとさ……どれもピッタリで、赤塚不二夫先生のネーミングセンスに改めて脱帽!
この知識を胸に、改めてアニメを見返してみてほしいです♡


- ★ 六つ子の名前はダジャレや方言が元ネタ
- ★ 植物・動物・模様など多彩な由来が存在
- ★ 名前がキャラクターの個性を象徴している
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